教会の歴史

　小田垣（わたし）がアメリカ留学から帰国して(１９６９年）間もなく、知り合いであった徳田直恵さん（故人）、海野和子さん、それと林誠子さん（故人）とはじめたのがそもそもの始まりです。その後、集会の場所は転々とし（教会堂を建設しようなどと言う気持はないので）、この２０年くらいは、渋谷の代官山の海野さんのお宅で集まっている。

　小田垣は帰国後、青山学院大学の神学科で組織神学、宗教哲学を教えていたが、１９６８年のフランス五月革命以降の若者の反乱でーーハト派の教師だったのでーー、青学を実質上クビになり、国立音大に移籍。キリスト教学、哲学、倫理など担当。

　小田垣は時々、市民大学とか他の教会に招かれて話をしに行き、そこで知り合った人々がその後、この教会に来るようになり、定着している人々が何人かいる。

　１９９５年の小田垣の定年退職以前は、国立音大の女子学生などが何人も来て（女子学生とはかぎらないが）楽しかった、定年後１０年ちかくになると、みなお嫁にいったり、遠くへ行ってしまたり、演奏家になったりして、その人々の中で、いま子連れで時々くるひとが、３人ほど。それもまたよし。一時は、徳田さん、海野さんだけ、というようなこともあった・・・。